うさぎの去勢 去勢を決意するまで〈ちゅぴ蔵の場合〉

ちゅぴ蔵がやっと帰ってきた。
去勢のため入院していたのである。
先代は女の子だったが、発生割合の高い子宮がんで亡くしてしまった。女の子の場合、繁殖させないのであれば若いうちに手術したほうがいいらしい。でも男の子ならば体にメスを入れる可能性は低いだろうと思っていたのであるが。。。。
ちゅぴ蔵の去勢を決心したのは、3ヶ月ほど前からマウンティングが激しくなったためである。
一時的なものだと思っていたが、いつでも交尾できるうさぎの生態を考えると、3ヶ月治まらぬこの行動はこれから一生続くと思われた。
インターネットなどで調べてみると、それほど激しくない子もいるし、ぬいぐるみを相手にしている子もいる。
性行動とは別に、家の中での上下関係をを決める場合もマウンティングする場合があるから人間に対してさせてはいけない という事だったが、ちゅぴ蔵の場合 ぬいぐるみを相手にする事はなく、興味があるのは人間の足。
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   Mの足にマウントするちゅぴ蔵
床に寝転んで手足を投げ出していると腕には行かず、必ず足に行く。
これが たま〜にあることだったら まだ我慢も出来たが、最近のちゅぴ蔵の1日の主な行動は「寝る、食う、マウント」の三つだった。
部屋を歩けば足にしがみつこうと追いかけるので、立ち止まる事が出来ない。
PCを使うときも椅子に腰掛ける事ができず、椅子の上で正座やあぐらをしなければならない。
抱き上げ太ももの上でひっくり返して、5分ほど動きを封じるという知恵もネットで見たが、ちゅぴ蔵はそのときだけ。ピンクのものがひゅ〜んと小さくなっていくのを確認ししばらくしてから床に降ろすのだが、すぐに再発。
人間も次第にストレスを感じてきていたし、ちゅぴ蔵も最後まで出来ない事にストレスを感じているのではないか。。。悩んだ末に手術を決意。